精密板金加工
厚みが0.1ｍｍ～3ｍｍ程度の比較的薄い金属板を加工して、電子機器・通信機器・半導体製造機器・自動車などの筐体や部品を製造することです。
切断・穴あけ・曲げ・溶接といった加工方法を用いて、金属板を図面で指示された通りの複雑かつ精密な製品形状に仕上げていきます。
加工実績例
レーザ加工
光のエネルギーをレンズで集め、金属を溶かす加工方法で金属を溶解温度まで熱して切断します。
レンズを使用して、光をΦ0.1ｍｍほどのちいさなスポットに絞ることで、高いエネルギーを出力することができます。
加工実績例
熔接加工全般（ステンレス、アルミ、鉄）
鈑金2つ以上の金属を接合する方法で、金属を局部的に溶解、または半溶解状態に加熱し接合します。
溶加材(溶接棒など)を加えて接合する融接法と、加熱した金属を加圧して接合する圧接法、および母材と違う素材を溶融して接合するロウ付法の3つに大別されます。
加工実績例
機械加工（マシニング、フライス、旋盤）
マシニングセンタやNC旋盤などの工作機械を使って金属を加工する金属加工法です。
切削・研削・研磨などさまざまな加工方法があります。
加工実績例
プレス加工、プレス金型
加工物を金型に圧着(プレス)して金型の形に変形させる加工方法です。
外から圧力を加えることで、製品を加工し変形させたり組み合わせたりする作業のことで、塑性加工の一種です。
加工実績例
曲げ加工、バフ研磨加工
曲げ加工とは、その名の通り材料を曲げることで変形させて、さまざまな形状に加工する方法です。
バフ研磨加工とは、金属の表面の仕上げをおこなうために用いられる表面処理方法です。
試作品加工
製品を開発する過程で試作品を作ることです。製品を量産する前に、その製品の機能や作り方に問題がないか、試しに加工をしてみることです。
試作をすることで初めて不具合や机上設計とのずれに気付くことも少なくないため、製品加工において試作加工の工程は重要視されています。
